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「Web集客って何すればいいの?」に対する一番シンプルな答え

「Web集客やった方がいいのはわかってるけど、結局なにをすればいいのかわからない」——この相談、僕のところにも月に何回も届きます。調べれば調べるほど、SEO、SNS、広告、MEO……横文字が増えて混乱する。その気持ち、よくわかります。

結論から言います。Web集客の正体はシンプルで、やるべきことは3つしかありません。

「全部やらなきゃ」は間違い

Web集客を始めようとする人がまずハマる落とし穴は、「あれもこれもやらなきゃ」と思ってしまうこと。Instagram、YouTube、ブログ、Google広告……。情報を集めた結果、何も始められない。あるいは全部中途半端に手をつけて、どれも成果が出ない。

僕のクライアントでもこのパターンはけっこう多いです。でも実際に成果を出している中小企業は、いきなり5つも6つも手を出してはいません。まず1つを徹底して、そこが回り始めてから次に進んでいる。

じゃあ、その「まず1つ」をどう選ぶのか。それを整理するのがこの記事の本題です。

Web集客の全体像は「3ステップ」で考える

Web集客をシンプルに分解すると、やることは3つだけです。

① 受け皿を整える
ホームページやLP(商品・サービス専用の1枚ページ)を、「来た人がちゃんと行動できる状態」にすること。問い合わせフォーム、電話番号、サービス内容、料金の目安、お客さんの声。この5つが揃っていないサイトは、受け皿として機能していません。

② 人を連れてくる
受け皿ができたら、そこに人を送り込む仕組みを作る。SEO(検索エンジンで上位に出る対策)、Googleビジネスプロフィール、SNS、広告。手段はいろいろありますが、どれも目的は同じ。サイトに人を連れてくることです。

③ 数字を見て調整する
来た人のうち何人が問い合わせをしたか。どのページがよく見られているか。データを見て、受け皿と集客の仕組みを少しずつ改善していく。

これだけです。SNSも広告もSEOも、全部②の「手段」にすぎない。ここを混同して「SEOとSNSどっちがいいですか?」と悩む方が多いですが、順番としてはまず①の受け皿が先なんです。

受け皿が壊れたまま集客しても意味がない

ここが一番伝えたいポイントです。

放置されているホームページは、1日のアクセスが50以下ということがほとんど。仮に月1,500人がサイトに来ても、問い合わせ率(コンバージョン率)の平均は1〜3%。つまり月15〜45件。悪くない数字に見えますが、これは「受け皿がちゃんとしている場合」の話です。

実際には、フォームの項目が多すぎる、電話番号が見つからない、サービス内容がよくわからない——こんな状態だと、せっかく来た人が何もせずに帰ってしまう。広告でお金をかけて人を連れてきても、受け皿が穴だらけなら水を注いでいるのと同じです。

あるデータでは、問い合わせフォームの必須項目を6つから減らしただけで、問い合わせ率が4.9%から20%以上に跳ね上がった事例もあります。受け皿を直すだけで、集客の成果は大きく変わる。

地方の中小企業が最初にやるべき「1つ」

じゃあ、受け皿を整えた次に何をやるか。鹿児島のような地方で店舗ビジネスをしているなら、僕がまず勧めるのはGoogleビジネスプロフィール(GBP)です。

理由はシンプル。無料で始められて、効果が出やすい。カンリー株式会社の調査によると、GBPを導入した企業の77.4%が集客効果を実感しています。さらに、ローカル検索(「鹿児島市 整骨院」のような検索)をしたユーザーの約半数が、24時間以内に実際に来店するというデータもある。

山形県の老舗和菓子店「木村屋」は、GBPの情報を週3〜4回更新し、商品写真を追加し続けた結果、EC売上が4倍、実店舗の売上も約10%アップしました。やっていることは特別じゃありません。情報を最新に保って、写真を載せて、口コミに返信する。それだけです。

店舗を選ぶときにGoogleの口コミを参考にする人は72.8%。これを放置しているのは、もったいないです。

「うちはネットで検索されるような業種じゃない」は本当か

この言葉、よく聞きます。でも実際に「業種名+地域名」でGoogle検索してみると、ほぼ確実に検索結果が表示される。建設業でも、士業でも、製造業でも。検索する人がいるなら、そこに自社の情報がないのは機会損失です。

大阪の金属加工業者の話をします。自社ブログで「精密加工のコツ」や加工事例を地道に更新し続けた結果、半年で検索からの問い合わせが月10件以上に。営業マンを増やしたわけでも、広告にお金をかけたわけでもありません。費用はほぼゼロです。

「ネットで検索されない業種」ではなく、「ネット上に情報を出していない業種」だっただけ。ここの認識を変えると、見える景色が変わります。

今日からできること

まずGoogleで自分の店名・会社名を検索してみてください。出てきた情報は正確ですか? 営業時間は合っていますか? 写真は載っていますか? 口コミへの返信はしていますか?

もしGoogleビジネスプロフィールに登録すらしていないなら、今日5分で登録できます。すでに登録済みなら、写真を3枚追加して、最新の営業情報を更新する。それだけで、来週のアクセスが変わる可能性があります。

Web集客は「全部やる」ものじゃありません。受け皿を整えて、1つだけ集客の入口を作る。その1つを回し続ける。シンプルだけど、これが一番確実です。

まとめ

Web集客の正体は「受け皿を作る → 人を連れてくる → 数字を見て直す」の3ステップ。全部一度にやろうとするから迷う。まず受け皿を整えて、地方の店舗なら次にGoogleビジネスプロフィール。これだけで十分スタートラインに立てます。

ホームページはあるけど反応がない、Web集客を始めたいけど何からやればいいかわからない。そういう状態なら、一度今のサイトとGoogleビジネスプロフィールを見せてください。どこから手をつければいいか、一緒に整理します。

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