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問い合わせゼロのサイトを動かす全記録①——AIを相棒に作戦を立てる

「ホームページはあるのに、問い合わせが来ない」。この状態で最初にやりがちなのが、デザインの作り直しとSNSの開始です。でも、そこから始めると何が悪かったのか分からないまま、作業だけが増えます。

問い合わせゼロのサイトは、たいてい「誰に向けるか」「何を見せるか」「どう連絡してもらうか」のどこかが欠けています。第1回は、直す順番と、AIを使う場所を整理します。

先に受け皿を整え、次に入口を増やし、最後に数字で直す。この順番にすると、広告や記事に使った時間を無駄にしにくくなります。

問い合わせがゼロのサイトで、最初に分けて見ること

アクセスが少ないのか。読まれても信頼されないのか。問い合わせ直前で止まるのか。この3つは別の問題です。

たとえばアクセスが少ないサイトに、フォームだけ直しても効果は限られます。反対に、検索や広告で人が来ているのに、サービス内容・料金の目安・実例が不足していれば、集客費を増やしても取りこぼします。まずは、どこで止まっているかを決めます。

問い合わせを作る4つの順番

  1. 誰に届けるかを決める:地域、困りごと、依頼のタイミングを具体的にする。
  2. 受け皿を作る:その人の疑問に答えるページ、実例、連絡方法を用意する。
  3. 入口を作る:検索、地図、紹介、広告、SNSなどでページを見つけてもらう。
  4. 数字を見て直す:流入、読まれたページ、問い合わせ完了を分けて確認する。

入口を先に増やすと、穴の空いた受け皿に水を注ぐ形になります。広告を出すなら特に、広告をクリックした人が最初に読むページとフォームを先に確認してください。

最初の一手は、問い合わせフォームを自分で送ること

スマホで自社サイトを開き、問い合わせを送る直前まで進んでみてください。名前、連絡先、相談内容以外に、本当に今聞く必要がある項目が残っていないかを見ます。住所、予算、詳細なアンケートは、最初の返信後に聞けることもあります。

項目を減らせば必ず成果が出る、という話ではありません。見積もりに必須の情報や、予約に必要な確認もあります。基準は「この項目がないと、最初の返信ができないか」です。必要な項目には、なぜ聞くのかを添えると入力しやすくなります。

AIは作戦の代わりではなく、下準備に使う

AIは便利ですが、誰に売るかを決めてくれるわけではありません。実績のない事例や、現場を知らない説明を混ぜる危険もあります。出力をそのまま公開するのは避けてください。

使うなら、問い合わせでよく聞かれる質問を並べる、記事の見出しを出す、アクセスデータを表にする、といった下準備です。事実確認、数字の判断、自社らしい言葉への修正は人が担います。AIで空いた時間を、実例集めや顧客への返信に回した方が、サイトは強くなります。

AIに渡さないものを、先に決める

問い合わせ内容、顧客名、未公開の見積もり、契約情報を、考えずに生成AIへ貼り付けるのは避けてください。使うサービスの設定や利用規約によって、入力データの扱いは変わります。

小さな会社でも、AIへ渡してよい情報と、伏せる情報を決めておく方が安全です。実際の相談文を使いたいなら、名前や連絡先、特定につながる条件を消してから渡す。この手間を省くと、記事作成を早くするために信頼を失うことがあります。

SEOは、待つだけの施策ではない

検索の改善には時間がかかる場合があります。Googleも、変更が検索結果に反映されるまで数日から数か月かかることがあると案内しています。公開直後の順位だけで記事を消したり、方向を何度も変えたりしない方がいいです。

その間にできることはあります。Google アナリティクスとSearch Consoleで、どのページが見られ、どんな検索語句で表示・クリックされているかを確認する。Search Consoleの検索語句はすべてが表示されるわけではないので、数字を絶対視せず傾向を見るために使います。フォームやサービスページは先に直す。時間のかかる検索施策と、すぐ確認できる受け皿の改善を並行させます。

ここも気になるかも

最初に入れるアクセス解析は何ですか?

まずはGoogle アナリティクスとGoogle Search Consoleで十分です。見る数字を増やす前に、流入、読まれたページ、問い合わせ完了を追える状態にします。

広告を出せば早く問い合わせが増えますか?

入口は増やせます。ただし、広告の着地ページとフォームが弱ければ費用だけが先に出ます。少額で検証し、問い合わせまでの流れを見ながら調整してください。

サイトを直す順番が分からないなら、現状のページとアクセスの見方を一緒に整理します。派手な施策より先に、今来ている人を取りこぼしていないかを確認しましょう。

この記事は、鹿児島を拠点にWeb制作・広告・動画を手がけるRELATED DESIGN 大山が書いています。サイト制作だけでなく、広告やGoogleビジネスプロフィールの整備まで含め、問い合わせにつながる導線設計に取り組んでいます。

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